ルリマツリモドキ

学名:Ceratostigma plumbaginoides  

ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬)[別名:イワルリソウ、ケラトスティグマ・プルンバギノイデス] イソマツ科ルリマツリモドキ属

中国西部の原産で、観賞用に植栽される宿根性多年草。

丈は30-60cm。地下茎を伸ばし、横に広がり、細長い茎が四方に伸び匍匐する。枝は節ごとにやや屈曲する。葉は互生し、長さ4-6cmの楕円形~倒卵形で、毛が生え、先端はやや尖る。葉の大きさはばらつきが多い。夏から秋、茎頂や葉腋から花の間隔が詰まった穂状花序を出し、鮮やかな瑠璃色の花が長期間に渡り次々に開く。花は漏斗状で、先端は平開して径20mmほどになり先は5裂する。寒くなると萼が紫褐色になる。
花期は8-10月。
果実は蒴果の集合体。

※ 名は、ルリマツリの花に似るが、異種であることから。
 花壇の縁取りやコンテナなどに利用が多く、グラウンドカバーとしても使われる。
 葉は秋になると赤褐色に紅葉する。


主写真撮影日:2018-09-18   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO