ハチジョウイタドリ

学名:Fallopia japonica var. hachidyoensis  

ハチジョウイタドリ(八丈虎杖) タデ科ソバカズラ属

伊豆七島の日照の良い荒地や斜面に生育する雌雄異株の多年草。

丈は50-150cm。葉は互生し、広卵状楕円形~広卵形で先は尾状に尖る。母種のイタドリと比し、葉がやや大きく、厚く光沢がある。初夏から初秋、葉腋から総状花序を出し、白色の花を多数付ける。雌雄異株で、雄花は漏斗形で先が5裂し、雌花も先が5裂し、中に3個の花柱がある。
花期は6-9月。
花のあと雌花の外側の花被片3個は翼状にはりだし、痩果を包んで3稜のある長い心形になる。

※ 名は、八丈島に多く自生するイタドリであることから。


主写真撮影日:2018-08-15   撮影地:東京都調布市 神代植物公園植物多様性センター
撮影者:MOMO