オオカナメモチ

学名:Photinia serratifolia  

オオカナメモチ(大要黐)[別名:テツリンジュ] バラ科カナメモチ属

岡山県・愛媛県・奄美諸島・西表島などの山地に稀に生育する常緑高木。

樹高は4-6m、ときに10m以上になるものもある。樹皮は暗褐色で不規則に剥がれる。葉はカナメモチより大きく、葉身は長さ10-20cm、縁には棘状の細かい鋸歯がある。新葉が展開した後、古い葉は紅葉して落ちる。晩春から初夏に開花する。花序は径約15cm、花は径6-8mm。
花期は5-6月。
果実はナシ状果で赤く熟す。径約6mm。

※ 名は、カナメモチに比し、葉や花序が大形であることから。


主写真撮影日:2018-08-15   撮影地:東京都調布市 神代植物公園植物多様性センター
撮影者:MOMO