スカビオサ・オクロレウカ

学名:Scabiosa ochroleuca  

スカビオサ・オクロレウカ(Scabiosa ochroleuca)[別名:キバナマツムシソウ] スイカズラ科マツムシソウ属

ヨーロッパから西アジアの原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は25-80cm。塊根は茶色で円柱状、しばしば多分岐する。茎は叢生または単生し、表面は浅い畝状で絨毛がある。基部の葉は1-5cmの葉柄があり、長さ5-10cmで2-4対に羽状中裂するか分裂しない。茎葉は2-5対に分裂し短い柄があるかまたは無柄で長さ4-10cm。葉の裂片の長さは不揃い。先端の裂片は披針形か線形状披針形で幅は1.5-2mmで先端は尖る。花柄は長さ18-30cmで白い軟毛が生える。夏から秋に、径2-2.5cmの半球形の頭状花序に白黄色の花を咲かせる。
花期は6-10月。
果実は痩果で、被萼に包まれて大きくなり、薄茶色で縦長楕円球状の複合果となる。

※ 園芸品種に‘ムーンダンス(Moon Dance)’がある。
 高温多湿には弱い。


主写真撮影日:2018-07-15   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (植栽)
撮影者:MOMO