アルタイルルリマツリ

学名:Ceratostigma willmottianum  

アルタイルルリマツリ(アルタイル瑠璃茉莉)[別名:チャイニーズプルンバーゴ、ケラトスティグマ・ウィルモチアナム] イソマツ科ルリマツリモドキ属

中国西部からチベットの原産で、観賞用に植栽される多年草。

樹高は1mほどになる。地下に短い根茎を持つ。よく分枝してこんもりと茂る。茎は赤味を帯び、小枝は疎らに剛毛がある。葉は対生し、長さ2-5cmの倒卵状菱形~卵状菱形~まれに倒卵形で艶があり、先端は鈍く尖り、葉柄は広く茎を抱く。秋には赤銅色に紅葉する。普通、花序の下の葉は披針形、基部は楔形で徐々に狭まり葉柄に流れる。夏から秋に、頂生又は腋生の花序を出す。花序には花が3-7個、ときに密集~頭状になる。花冠は長さ2-2.6cm、筒部は赤紫色、花冠は5裂し裂片は長さ9-11mmで、色は青~青紫色。一斉開花でないため、花期が長い。
花期は7-10月。
果実は長さ約6mmの蒴果の集合体。

※ いくつかの園芸種がある。イギリスで普及している‘フォレスト・ブルー’、明るい黄金葉が美しい‘デザートスカイ(Desert Skies)’などがある。


主写真撮影日:2018-07-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (植栽)
撮影者:MOMO