ノコギリソウモドキ

学名:Achillea distans subsp. stricta  

ノコギリソウモドキ(鋸草擬き)[別名:セイヨウノコギリソウモドキ] キク科ノコギリソウ属

地中海沿岸地方から東ヨーロッパの山地の原産で、観賞用に栽培され、一部の地域に帰化している多年草。

丈は20-100cm。茎は直立する。葉は長さ3-25cm、幅1.5cmほどの卵形長楕円形で、根生葉は3回羽状複葉、茎生葉は2回羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。茎生葉は互生する。茎の先に散房花序を出し、径3-5mmの花を多数咲かせる。花の周辺には濃い桃色で雌性の舌状花が5枚つき、中央には白色の両性の筒状花が半球状に集まる。
花期は7-9月。
果実は痩果。

※ 学名は、The Plant ListでAchillea distans subsp. stricta Janchを確定名としている。また シノニムとしてAchillea stricta Schleich. ex Gremli他が挙げられている。YListではAchillea x stricta (W.D.J.Koch) Schleich. ex Gremliとしている。


主写真撮影日:2018-07-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (植栽)
撮影者:MOMO