アデレーモウセンゴケ

学名:Drosesera adelae  

アデレーモウセンゴケ(アデレー毛氈苔)[別名:ドロセラ・アデラエ] モウセンゴケ科モウセンゴケ属

オーストラリアのクイーンズランド州の北部熱帯雨林山地の原産で、葉の腺毛からの粘液で虫をくっつける多年生の食虫植物。

花茎の丈は45cmに達する。葉身は薄く膜質、長さ10-20cm、幅は0.6-1.5cm、細い披針形から線形で、先端は尖る。葉柄は短くて目立たず、托葉は短く基部半ばは葉柄に付着し、先端は2つに裂ける。花茎はまっすぐに立ち、その先端近くに5-30個の花を総状花序の形で片側に付ける。花弁は楔形から卵円形で先端は尖り、長さ2-3mm、幅1-1.6mm、赤から赤褐色ときに白、萼片は花弁とほぼ同じ形と色を持つ。 5個の花弁は整った5角形になる。
花期は周年。
果実は、蒴果。

※ 高温多湿にして強く、また根から不定芽を出して繁殖力も強い。


主写真撮影日:2018-07-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (温室)
撮影者:MOMO