スイレン ダウベニアナ

学名:Nymphaea daubeniana  

スイレン ダウベニアナ(睡蓮 ダウベニアナ)[別名:ニンファエア・ダウベニアナ、ネッタイスイレン 'ドウベン’] スイレン科スイレン属

熱帯性のスイレンで、比較的耐寒性がある種で、国内でも多く栽培される水性多年草。

浮水葉は径5-30cmの斑点のある緑葉。葉は1-2mに広がる。花は径10-15cmでカップ形で花弁の先に僅かに青色が入る白花の昼咲き。花には芳香がある。
花期は7-10月。

※ 学名は、The Plant Listでは、Nymphaea daubeniana Hort. ex O. Thomas.を有効名としているが、Nymphaea × daubenyana W.T.Baxter ex Daubenyとし、アフリカ原産のNymphaea caeruleaと Nymphaea micranthaの交配種を主張する記事もある。園芸品種としての扱いで、Nymphaea 'Daubeniana'としているものもある。
 小さな鉢でも開花する園芸品種がミニドウベンとして流通する。
 葉の中心にできる珠芽(ムカゴ)での繁殖が可能。


主写真撮影日:2018-07-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (温室)
撮影者:MOMO