ブリランタイジア・ラミウム

学名:Brillantaisia lamium  

ブリランタイジア・ラミウム(Brillantaisia lamium)[別名:トロピカルジャイアントサルビア] キツネノマゴ科ブリランタイジア属

アフリカ中西部の原産で、観賞用に植栽される多年草。

樹高は0.2-2m。緑色から紫色の粗毛の生えた四角い茎を持つ。葉は対生し、長さ15cm、幅7cmまでの卵形で表裏とも柔らかい疎らな毛があり、先端は尖り、基部は浅い心形、縁は全縁または細かい鋸歯がある。側脈は主脈の両側に10-12本。通常は粗毛が生えた長い葉柄を持つが、最上部では葉柄がない。花は長さ2-3cmの紫色・青色・または暗紫色で、茎の先端部から緩やかに分枝する花序に付く。花の基部は長さ6mmほど筒状で先が上下の唇形に割れる。上唇はフード状、下唇は通常下向きに湾曲し、先端は3つの歯になる。花の基部には5個の細い緑色の長さ6mmほどの萼片がある。雄蕊は2個。花柄や花の外面には腺毛が生える。
花は周年開花するが、最盛期は夏。
果実は蒴果、長さ約3cmの細長い紡錘型で、褐色に熟す。普通約40個の小さな平たい種子を含む。

※ 果実からは、エッセンシャル オイルが採れる。


主写真撮影日:2018-06-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (温室)
撮影者:MOMO