ハイビスカス 'エル カピトリオ スポルト'

学名:Hibiscus rosa-sinensis 'El Capitolio sport'   

ハイビスカス 'エル カピトリオ スポルト'(Hibiscus 'El Capitolio Sport')[別名:プードルハイビスカス、フラミンゴ ハイビスカス] アオイ科フヨウ属

1950年代にキューバで、自然発生の遺伝異常として発見されたと考えられている品種(Sportの意味は、[突然変異による]変種、変異体)の常緑低木。原種はブッソウゲ(ヒビスクス・ロサ・シネンシス、Hibiscus rosa-sinensis)とされているが、フウリンブッソウゲ(ヒビスクス・シゾペタルス、Hibiscus schizopetalus)との説もある。

樹高は2-3mで、1.5-2mの広がりになる。葉は互生し卵形、粗い鋸歯があり、光沢のある濃緑色。花は径10-12cm、赤色の濃い二重で、柱頭の端にある花の一部から発達した三重層の花弁を持つ。花弁に白い斑点がしばしばあり、花弁の一部は鋸歯縁となり、ねじれることがある。1日花で次々に開花する。
花期は周年。
果実は蒴果。

※ 最初の品種の花色は濃い赤だったが、橙色・桃色・黄色の品種も作出されている。
 フラミンゴハイビスカスまたはハイビスカスフラミンゴは、日本での一般的な流通名で、花色を付けオレンジ・フラミンゴとかレッド・フラミンゴなどと呼ばれる。 


主写真撮影日:2018-07-16   撮影地:神奈川県鎌倉市 大船フラワーセンター (温室)
撮影者:MOMO