マダケ

学名:Phyllostachys bambusoides  

マダケ(真竹) イネ科マダケ属

本州・四国・九州・沖縄の各地に分布。

条件が良ければ高さ25m、稈の径は15cmに達する。タケノコの稈鞘には黒い斑があり、無毛。葉片の基部には葉耳と肩毛がある。1年目の稈は鮮やかな緑色。節間の長さは30-40cm。上部の各節から2個ずつ枝を出す。節は2輪状。葉身は長さ10-12cm、幅2-2.5cm。ほぼ無毛。葉耳があり、肩毛は発達して放射状に開出する。葉舌は長さ1-2mmで、先はほぼ切形、縁は無毛。
花は、約120年周期とされ、開花したマダケは枯死する。

※ 弓・定規・笊・籠・扇子・茶道具などの細工物・工芸品などに最も多く利用される。
 昔は釣り竿や竹槍の材料とされた。
 マダケの稈鞘(竹の皮)は無毛で柔軟性に富む等の性質から食品包装として利用される。  


主写真撮影日:2014-04-10   撮影地:神奈川県山北町
撮影者:MOMO