マメイヌツゲ

学名:Ilex crenata f. bullata  

マメイヌツゲ(豆犬柘植)[別名:マメツゲ] モチノキ科モチノキ属

イヌツゲの園芸品種の雌雄異株の常緑小高木。

樹高は0.3-2m。枝葉は密に茂り、刈り込みに耐える。葉は互生し、1.5-2cmの楕円形で、短柄で革質で光沢があり、 縁が裏へ反り返る。雌雄異株で、 夏に葉腋に萼片4個、花弁4個、雄蕊4個の黄白色の小さい花を咲かせる。
花期は6-7月。
果実は核果。果実は5mmほどの球形の核果で、秋に黒く熟す。

※ 名は、葉は短めの楕円形で、表面の膨らむ様子が豆に似ていることから。
 種子からの繁殖では、形質が残らないため、挿し木で繁殖する。
 庭木や盆栽・生垣として植栽される。庭木として使う場合は、数株を並べ玉作りとすることが多いが、公園などでは幾何学形や動物、 人の形に仕立てるトピアリーの素材として用いられる。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター
撮影者:MOMO