コウヤカミツレ

学名:Anthemis tinctoria  

コウヤカミツレ(紺屋加密列)[別名:ダイヤーズカモミール、ゴールデンマーガレット] キク科カミツレモドキ属

ヨーロッパと西アジア原産の原産で、観賞用やを染料の材料として栽培される多年草。逸出したものが一部で野生化。

丈は40-70cm。茎は地際から多数に枝分かれし、叢生する。葉は互生し、名緑色で、羽状に切れ込み、裂片も細かく切れ込む。晩春から初秋、枝先に径2-3cmで舌状花筒状花ともに黄色の頭花を付ける。
花期は5-9月。
果実は痩果。冠毛はない。

※ 名は、花から黄色の染料が採れることから。なお英名の"dyer"も染物屋を意味する。
 学名はYlistに従ったが、The Plant Listでは、Anthemis triumfettiのシノニムとしている。(一般的なAnthemis triumfettiは、舌状花が白色で筒状花は黄色)
 種は薬用オイルとして利用される。また花は草木染めに使われる。 


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター
撮影者:MOMO