カミメボウキ

学名:Ocimum tenuiflorum  

カミメボウキ(神目箒)[別名:ホーリーバジル、ガパオ] シソ科メボウキ属

アジア、オーストラリアの熱帯原産で、ハーブとして栽培される多年草。日本では1年草として扱われる。

丈は30-60cm。茎は多毛で、多く分岐し直立する。茎の基部は木質化することがある。緑の葉は対生で強い香りを放つ。葉には葉柄があり、葉は卵形で長さ最大5cm、周縁部はやや鋸歯状。花は紫がかった色で、主軸が長く伸び8-10cmの総状花序に段をなして6輪生の花が付く。花は長さ葯3mmの唇形で、白~薄紫色、雄蕊4個。
花期は4-10月。
果実は4分果。種子はやや扁平な球形に近く、黒褐色。

※ 名は、英名の直訳で、ヒンドゥー教の礼拝に使われることから。
 茎葉を香味野菜として食用にする。種子も食用になる。各部位が薬用にも利用される。
 通常「タイバジル」として知られるホーラパーやタイレモンバジルは、タイホーリーバジルと混同されやすいが別種。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター
撮影者:MOMO