モミジバテンジクアオイ

学名:Pelargonium x hortorum 'Vancouver Centennial'  

モミジバテンジクアオイ(紅葉葉天竺葵)[別名:モミジバゼラニウム] フウロソウ科テンジクアオイ属

南アフリカ原産のペラルゴニウム・ゾナレ(Pelargonium zonale)とペラルゴニウム・インキナンス(Pelargonium inquinans)の交配による園芸種で、観賞用に栽培される多年草。1986年、カナダの園芸家Ian Gillam氏によって作出された園芸品種。

丈は23-50cm。葉は縁が掌状に浅裂し、暗赤色に黄緑色の覆輪がある。茎上部の葉腋から花茎を伸ばし、先端に散形花序を付ける。花序径は3-5cm、上下の花弁の幅が異なる星形の5弁花で、色は朱赤色が一般的で、真紅・桃色や白色もある。
花期は4-11月。
果実は蒴果。

※ 名は、葉の形と色から。
 花のない時期も、カラーリーフの観葉植物として扱える。
 日照・風通し・水はけが良い場所が適する。梅雨などの加湿を避ける。
 真夏は、西日の当たらない半日陰が良い。関東地方以西では、霜の当たらない軒下で越冬可能。寒冷地では、冬は室内1℃以上で、乾燥気味に管理する。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO