学名:Psilotaceae  

マツバラン科

大葉類マツバラン目に属するシダ植物。
所属する属は、マツバラン属(Psilotum)とイヌナンカクラン属(Tmesipteris)の2属。根と明確な葉がなく、地下部は枝分かれした地下茎からなり、地上部は茎が二又分枝しながら伸び、胞子嚢を付ける。ただし、茎には短い針状の突起があり、これを葉の一種と見る向きもある。イヌナンカクラン属では先端の茎が扁平で、葉のように見える。
世界的には2属約12種が知られる。
日本にはマツバラン1種のみが自生する。