キンコウマル

学名:Parodia leninghausii  

キンコウマル(金晃丸)[別名:パロディア・レニンハウシー] サボテン科パロディア属

ブラジルの最南端リオグランデ・ド・スル州の原産で、標高 300-1300mの丘陵の草原や岩の割れ目、または松系の人工林の陰などに生育する。鑑賞用に植栽される多年草。

茎の径は8-12cm、高さは60-100cm、分枝して、柱状に成長する。稜は約30個。硬い棘はなく金色の毛状。花は高さ20cm以上に成長した株の頂点に、径5-6cmの鮮黄色の花を付ける。
花期は5-9月。
果実は、扁球形で茶色がかった赤色の種子ができる。

※ 花を付けるまで、5年以上が必要。
 学名はEriocactus lenninghausiiとする資料も多いが、The Plant Listでは、Parodia leninghausiiのシノニムとしている。また過去にはNotocactus leninghausiiとされたこともある。
 栽培は、真夏は風通しの良い半日陰が良く、冬期は+2℃以上の環境が望ましい。 


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO