ブルーハイビスカス

学名:Alyogyne huegelii  

ブルーハイビスカス(Blue hibiscus)[別名:ライラック・ハイビスカス] アオイ科アリオギネ属

オーストラリアの西オーストラリア州の原産で、観賞用に植栽される常緑低木。

樹高は0.5-6m。葉は径12cmほどで掌状に3-5深裂し、裂片の縁には鋸歯がある。葉腋から花茎を伸ばし、径8-10cmの藤紫色あるいは赤紫色の花を1個付ける。花は1日花だが、次々に開花し、花期は長い。雄蕊は花柱の周囲にリング状に合着し葯は黄色、雌蕊の柱頭は白く星形に5裂する。
花期は4月下順-11月。
果実は9-13個の分果。

※ ブルーハイビスカスは流通名で、通常の英名はライラック・ハイビスカスが使われる。
 日照を好むが、夏の高温多湿を嫌うため、夏は風通しがよい涼しい半日陰で育てる。耐寒温度は0度ほどで、暖地では霜と北風の当たらない、日当たりの良い軒下などで越冬可能。寒地では、室内の凍らない日照の良い所に置く。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO