スパティフィラム

学名:Spathiphyllum  

スパティフィラム(Spathiphyllum) サトイモ科ササウチワ属

中央アメリカや南アメリカの熱帯域を中心に約30種、東南アジアにも数種が分布し、主に森林の湿地に自生する。観葉植物や切花用に栽培される多年草。

丈は、15-150cm。茎は無茎または短茎。濃緑色で光沢のある笹形の葉を叢生する。草丈は小型種で数10cm、大型種で1mを越す。春から秋、白色の仏炎包をもつ白色の花穂を付ける。
花期は、5-10月。

※ 園芸品種として、ハワイで育成された‘マウナ・ロア’から国内で選抜された‘メリー’や‘ミニメリー’などが多く流通する。
 耐陰性があるため室内でも育てやすいが、日に当てないと花つきは悪くなる。ただし、強い日射しに当てると葉焼けを起こす。
 冬期は明るい室内に取込む。高温多湿を好むが、5℃以上あれば越冬できる。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO