カラテア・ローウイゼ

学名:Calathea louisae  

カラテア・ローウイゼ(Calathea louisae) クズウコン科ヤバネバショウ属

ブラジル南東部の原産で、温室などで観葉植物として栽培される多年草。

丈は、40-80cm。細い葉柄をもった根出葉を束生する。葉は最大長さ22cm、幅10cmの長楕円形、左右非対称で、先端は尖り葉縁はやや波打つ。品種により異なるが、標準的には暗緑色の地に明るい黄緑色の模様が入る。葉の裏側は紫色になる。葉は夜間は立ち上がり、昼間は横に開く性質がある。緑の苞葉に包まれた尖った花序から小さな白い花を咲かせる。
花期は、6-9月。
果実は小さな蒴果。

※ 葉模様などにより、様々な園芸品種がある。代表的なものは、’マウイクイーン’、’タイビューティー’、’エンペラー’など。
 観葉植物として栽培され、一般に花は重視されない。
 高温多湿で生育がよく、冬でも10℃以上の温度が必要。
 [近縁種]
  クズウコン属:Maranta
         葉の性状は良く似る。カラテア属の花は仮雄蕊が1本で、子房は3室の花を有するが、クズウコン属では仮雄蕊2本、子房は1室。


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO