ストレプトカーパス・サクソルム

学名:Streptocarpus saxorum  

ストレプトカーパス・サクソルム(Streptocarpus saxorum)[別名:ケーププリムローズ] イワタバコ科ヒメギリソウ属

ケニアとタンザニアが原産で、日照のある岩や崖に生育する。日本では観賞用に栽培される常緑多年草。

丈は20-30cm。茎はあまり分枝せず、地を這う様に広がる、若い間は肉質で軟毛が密生し、基部は木質化する。葉は対生し、やや肉厚で毛羽立ち、長さ4-7cmの先の尖った卵形。葉腋から赤味がかって細い長さ10-20cmの花茎を出し、先端に2-5個の淡紫色の筒状花を付ける。花筒は白色で細く長さ約2㎝、先は5裂して開き径3-4cmになり、淡紫色で喉部は白くなる。
花期は4-7月と9-10月。
果実は蒴果で、長さ5cmほどの捩れを持つ棒状。

※ 冷涼過湿な高山や森林の植物なので、暑さと強い光を嫌う。
 寒さにも弱いため、冬期は最低5℃以上を保てる場所に置く。  


主写真撮影日:2018-06-08   撮影地:神奈川県川崎市多摩区 川崎市緑化センター (温室)
撮影者:MOMO