シロミミナグサ

学名:Cerastium tomentosum  

シロミミナグサ(白耳菜草)[別名:セラスチウム、ナツユキソウ] ナデシコ科ミミナグサ属

ヨーロッパのアルプス地方から西アジアの原産で、観賞用に栽培される常緑多年草。夏の暑さに弱いので、1年草扱いされる場合もある。

丈は15-25cm。株は地下茎で匍匐して広がる。茎や葉は、全体的に細かい白い毛に覆われ銀白色。葉は対生し、長さ1.5-2cmの線状披針形。春~初夏、径20mmほどの白色の5弁花を咲かせる。花弁は2中裂する。
花期は4-6月。
果実は蒴果。

※ 名は、白いミミナグサの意だが、ミミナグサも花は白いので、草全体が白いことから。
 別名のナツユキソウは、キョウガノコの白花種を示すこともあるため注意。
 セラスチウムは属名のため、この種を特定するものではない。
 日照を好むが、高温多湿には弱いため、夏場は半日陰にするなど注意が必要。


主写真撮影日:2018-05-22   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO