タイリンマツヨイグサ

学名:Clarkia amoena  

タイリンマツヨイグサ(大輪待宵草)[別名:イロマツヨイグサ、ゴデチア] アカバナ科サンジソウ属

アメリカ合衆国の西海岸、特にカリフォルニア州に多く自生する。観賞用に栽培される1年草。

丈は30-80cm。茎は地際でよく分枝して直立する。葉は対生し、長さ2-7cm、幅2-6mmの線状披針形で、先は尖り全縁。初夏、茎頂の線状または総状花序に茎頂の線状または総状花序に径3-6cmの4弁花を多数付ける。花色は赤・桃・紫・橙・白などいろいろある。
花期は5-6月。
果実は蒴果で、多数の種子を出す。

※ 名は、マツヨイグサに似た大形の花であることから。
 ゴテチアは、旧属名だが流通名としてよく使われる。
 園芸用に、多くの種間交雑種が作出されている。
 秋蒔き一年草(越年草)として栽培される。
 耐寒性はあるが、寒地では霜よけが必要。


主写真撮影日:2018-05-22   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO