サルビア・ネモローサ

学名:Salvia nemorosa  

サルビア・ネモローサ(Salvia leucantha)[別名:ウッドランドセージ] シソ科アキギリ属

ヨーロッパから西アジアの原産で潅木帯や大草原に生育する。観賞用に植栽される多年草。

丈は40-60cm。全体に毛が生える。茎は4稜形で、直立または斜上し、株元からよく分枝する。葉は対生し、長さ2-5cmの長卵形で、先端は尖り、縁には鋸歯がある。表面はざらついた灰緑色で、皺がある。下部には長さ2cm程度の葉柄があるが、上部には葉柄は無い。初夏から秋、青や紫色の長さ1-1.5cmの唇形花を十数段~数十段穂状に輪生する。萼と花序柄は濃赤紫色。花色は桃色や白色の品種もある。
花期は5-10月。
果実は4分果で萼の底部に付く。

※ 'Caradonna'、'Rose Queen'、 'Schneehugel'など多数の園芸品種がある。
  日照を好み、耐寒性がある。


主写真撮影日:2018-05-22   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO