ニオイアラセイトウ

学名:Erysimum × cheiri  

ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)[別名:ウォールフラワー、エリシマム・ケイリー] アブラナ科エゾスズシロ属

南ヨーロッパ原産で、観賞用に栽培される多年草。日本では一般に秋蒔きの越年草として扱われる。

丈は30-80cm。全体に灰色の毛に覆われる。葉は互生し、長さ3-10cmの長楕円形の箆状で先端は尖り、多数重なる。春に40cm前後の花茎を伸ばし、菜の花に似た十字花を穂状に付け、芳香を放つ。花径は2-3cm、黄色のほか、園芸種には橙色、赤褐色があり、花の大きな八重咲きもある。
花期は4-6月。
果実は、長角果。

※ 花の形が紫羅欄花(アラセイトウ)に似てよい香りがするというところから。
 以前はチェイランサス(Cheiranthus)属に分類されたことから、チェイランサスの名でも流通する。


主写真撮影日:2018-05-22   撮影地:東京都世田谷区 フラワーランド (植栽)
撮影者:MOMO