ムラサキオオツユクサ

学名:Tradescantia pallida 'Purpurea'  

ムラサキオオツユクサ(紫大露草)[別名:ムラサキゴテン、パープルハート] ツユクサ科ムラサキツユクサ属

メキシコ原産で、観賞用に栽培される園芸種の常緑多年草。

丈は40-60cm。茎は直立するが、成長すると倒れて匍匐する。葉は紫色の長さ10cm、幅2cmの長楕円形で先端は尖る。葉全面に白く柔らかい毛がある。春から秋までの長期間に渡り濃い桃色で径約2cmの花を付ける。花弁は3枚で中央から蕊が立ち上がる。雄蕊の葯は黄色
花期は6-10月。

※ 旧属名がセトクレアセア属(Setcreasea)であったため、セトクレアセアの名でも呼ばれる。
 標準和名はYListに因ったが、ムラサキゴテンの方が一般的。
 寒さにはあまり強くないが、暖地では庭植えで越冬させられる。


主写真撮影日:2018-05-19   撮影地:神奈川県真鶴町 (植栽)
撮影者:MOMO