コムギセンノウ

学名:Lychnis coeli-rosa  

コムギセンノウ(小麦仙翁)[別名:ビスカリア、ウメナデシコ] ナデシコ科センノウ属

地中海沿岸原産で、観賞用に植栽される越年草。

丈は25-60cm。茎は直立してよく分岐する。葉は対生し、長さ2-4cmの披針形。5~7月頃、枝先に径2-3cmの桃色の5弁花を咲かせる。花弁の先端は凹みが入る。花色は、濃桃・青・白・紫・赤・複色もあり中心部は黒紫色。
花期は5-7月。
果実は蒴果。

※ 名は、ムギセンノウに似ていて小型だからか、細長い葉をコムギに見立ててセンノウに似た花を付けるからかと推定される。
 ビスカリアは、センノウ属(Lychnis)に統合される前の属名。
 属は、Wikipediaによりセンノウ属としたが、The Plant Listではマンテマ属(Silene)とされている。今後、属が変わる可能性がある。


主写真撮影日:2018-05-12   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO