オオバナイチゲ

学名:Anemone sylvestris  

オオバナイチゲ(大花一華)[別名:アネモネ・シルベストリス、バイカイチゲ] キンポウゲ科イチリンソウ属

ヨーロッパの中・東部からコーカサス地方に生育し、日本では観賞用に植栽される多年草。

丈は20-40cm。全体が軟毛に被われ、根茎が匍匐して広がる。根生葉は3出複葉で、掌状に深裂し長さ10-15cm。花茎には葉状の苞が対生する。花は白色で、径4-7cm、花弁のように見える萼は通常5枚で、花弁は無い。雄蕊は多数、葯は黄色。雌蕊も多数。
花期は4-6月。
果実は白色の痩果。冠毛のある蒴果を飛散させる。

※  和名はYListに因ったが、バイカイチゲの方が一般的。 
 英語の一般名は、スノードロップアネモネ。
 日照のある場所から半日陰で、水はけの良い土壌を好む。高温や乾燥には弱い。


主写真撮影日:2018-05-12   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO