ラバンデュラ・ストエカス

学名:Lavandula stoechas  

ラバンデュラ・ストエカス(Lavandula stoechas)[別名:フレンチラベンダー、ストエカスラベンダー] シソ科ラベンダー属

地中海沿岸原産で、ハーブや花の観賞用に栽培される、常緑小低木。

樹高は30-100cm(亜種のluisieriはときに2mに達する)。茎は根本から立ち上がるか、やや地面に沿って広がって立ち上がる。断面は四角形で灰色がかった毛が密生する。古い茎は木質になり、断面は丸い。葉は長さ1-3cm、幅2-5mmと小さい線形で、毛に覆われ軟質。先端はやや丸みがある。個々の花は目立たない筒状で長さ2-5cmの円筒形に密集し、頂部には5個までの長さ10-50mmの紫色の花弁状の苞が付く。筒状の花は長さ5-8mmで、4個の黄色の雄蕊があり、長さ4-8mmの苞葉で区切られる。
花期は5-8月。
果実は4分果。

※ 芳香剤と殺虫剤で商業的に使用される。
 耐暑性に優れ、耐寒温度は-5℃。霜に当たっても枯れないが傷み、土が凍ると枯れる。


主写真撮影日:2018-04-28   撮影地:東京都八王子市 (植栽)
撮影者:MOMO