ハクモクレン

学名:Magnolia heptapeta  

ハクモクレン(白木蓮)[別名:ハクレン] モクレン科モクレン属

中国原産の園芸樹で、庭木や公園樹としてよく植栽される落葉高木。

樹高は15mほどになる。樹皮は灰白色で平滑。葉は互生。葉身は長さ8-15cm、幅6-10cmの倒卵形で、全縁。先端は短く尖る。裏面脈上には、軟毛が生える。葉柄は長さ1-1.5cm。花は葉が展開する前に径約10cmの白い花を開く。花被は9個あり、全て花弁状。
花期は3-4月。
果実は袋果が集まった集合果。長さ約10cmのこぶし状の長楕円形で10月に熟す。

※ 名は、白い花を咲かせるモクレン(花色は紫)の仲間であることから。
 [近縁種]
  モクレン  :低木または小高木。葉は長さ8-20cmの倒卵形。
         外側の花被片3個は小さく萼状、内側の6個は花弁状で余り開かない。
         花被片は、全体に紅紫色。別名はシモクレン(紫木蓮)。


主写真撮影日:2015-03-22   撮影地:神奈川県逗子市
撮影者:MOMO