学名:Podocarpaceae  

マキ科

ナンヨウスギ目に属する裸子植物。

南半球を中心に分布する常緑性針葉樹。葉は必ずしも針葉にならず、鱗片状や扁平な線形ないし楕円形のものもある。雌雄同株または異株で、雄花はやや長い軸状に多数の雄蕊を生じ、雌花は短い軸に1-2個の鱗片を生じてその基部に各1個の胚珠がある。胚珠は受精すると液果状に膨らむ。
全地球的には、18-19属、170-200種が存在する。
日本にはマキ属のイヌマキとナギの2種が自生する。

※ 科名は、種名としての「マキ」がないため代表種イヌマキの名からイヌマキ科ということもある。