シネラリア

学名:Pericallis hybrida  

シネラリア(Cineraria)[別名:フキザクラ、フウキギク] キク科フウキギク属

カナリア諸島原産で、観賞用に栽培される1年草または越年草。原産地では多年草。

丈は20-60cm。根葉は心臓状卵形でフキに似る。茎は直上し、その先に花柄を分枝して小ギク状の頭状花を付ける。頭状花の径は品種により異なり、小輪系で4-6cm、大輪系では7-10cm。花色は紅桃・桃・藤青・紫・白色などあり、花弁の外側が有色のものや、外側が白色で蛇の目模様になるものも多い。
花期は11-5月。

※ 別名としては、上記以外にサイネリア、フキギクとも呼ばれている。
 フウキギク(Pericallis)属の野生種の、ペリカリス・クルエンツス(Pericallis cruentus)、ペリカリス・エリティエリ(Pericallis heritieri)、ペリカリス・ポピュリフォリウス(Pericallis populifolius)、ペリカリス・トゥシラギニス(Pericallis tussilaginis)を交配して作出された園芸種。
 冬から春の室内用鉢花として親しまれる。冬季は日中20℃前後、夜間は5-8℃の温度が望まれる。


主写真撮影日:2018-03-18   撮影地:神奈川県鎌倉市 (植栽)
撮影者:MOMO