マミラリア・コンプレッサ

学名:Mammillaria compressa  

マミラリア・コンプレッサ(Mammillaria compressa)[別名:ハクリュウマル] サボテン科マミラリア属

メキシコ中央部の標高1000-2240mの高地原産で、観賞用に植栽される多年草。

径10-25cmになり、子株が出て径1mほどの範囲に群生する。植物体の色は艶のある緑色ないし灰緑色。疣(イボ)サボテンとよばれ、全体が疣に覆われる。疣腋には白い毛と棘が付き、棘は長さ20-70mmで白から赤、そして灰色に変化する。成長した株は、秋から冬、茎頂に環状に並んで花を付ける。花色は紫色がかった桃色~深赤色の鐘形で長さ1-1.5cm。
花期は10-1月。
果実は、赤色の棍棒形。

※ 球状に成長する普通品種の他、成長点が帯状に繋がって成長した綴化(てっか)品種も流通する。
 寒さには比較的強く、霜に当たらなければ冬越し可能。


主写真撮影日:2017-11-26   撮影地:東京都江東区 夢の島熱帯植物館
撮影者:MOMO