タバレシア・バークレイ

学名:Tavaresia barklyi  

タバレシア・バークレイ(Tavaresia barklyi)[別名:ショウキカク] キョウチクトウ科タバレシア属

南部アフリカのアンゴラ・ボツワナ・南アフリカ・ナミビア・ジンバブエの一帯の原産で、岩の多い斜面や岩の隙間などに生育し、柱サボテンを小形にした様な外観を持つ多年草。

丈は15-30cm。茎は、緑色から紫色を帯びた緑色で、10-12の稜を持つ径15mmほどの円筒形で、株元から叢生する。茎の稜上には、3本ずつ出る鋭い刺が並ぶ。盛夏に、茎の基部に、長さ3.5-11cm、径2.5cmほどのトランペット形の花を1-4個付ける。外側は暗赤色の斑点と縞模様があり、内側は暗い色の淡色の淡黄色で、内側の底は紫がかった褐色に近くなる。
花期は6-8月。
果実は、細長い袋果。成熟すると裂開し、多数の長い種髪を持つ種子を飛散させる。

※ 冬季は温室内で、水をやらず10℃を保つ。


主写真撮影日:2016-11-26   撮影地:東京都江東区 夢の島熱帯植物館
撮影者:MOMO