ウトリクラリア・グラミニフォリア

学名:Utricularia graminifolia  

ウトリクラリア・グラミニフォリア(Utricularia graminifolia)[別名:アミメミミカキグサ] タヌキモ科ムタヌキモ属

ビルマ・中国・インド・スリランカ・タイなどの地域の、標高100-2100mの湿地や沼などに生育し、水中と地上のどちらにも育ち、地下茎や水中茎に捕虫嚢と呼ばれる小さな袋を付ける常緑多年生食虫植物。

花茎の丈は2.5-15cm。根茎により水底に着生し、走出茎を展開する。葉は節から出て、長さ4-6cm、幅6mmで芝生状に密生する。走出茎には長さ0.5-2cmの平たい捕虫嚢が付き、小さな無脊椎動物を捕獲する。捕虫嚢は、獲物を内向きに開いて水とともに吸い込んで、蓋を閉じ、消化液を分泌する。地上の生育では、根本から花茎を伸ばし、青紫色から赤紫色の2唇花を2-6個付ける。上唇は小形で長さ4mmの倒卵形、下唇は長さ10-15mmでほぼ円形。基部は、淡青紫色でが凸状になり、青紫の網目模様がある。距は細く下方に湾曲し長さ6-8mm。
花期は5-12月。
果実は、蒴果で長さ2-3mm。

※ アミメミミカキグサは、 Utricularia reticulataの和名として使われることが多く、情報に混乱が見られる。
 淡水魚水槽用の前景植物としても流通する。 


主写真撮影日:2017-11-26   撮影地:東京都江東区 夢の島熱帯植物館温室
撮影者:MOMO