学名:Pandanaceae  

タコノキ科

タコノキ目に属する単子葉植物。
アジア・アフリカの旧熱帯とポリネシアに分布する不耐寒性の常緑高木あるいは蔓植物。多くは海浜や沼沢地に生育し、太い木質の幹があり主幹の下部から多数の太い気根を斜めに出し、支えになっているのが特徴。葉は帯状で細長く縦に3列に並ぶが茎がよじれる傾向がある。花は穂状の花序を作り、下部を数枚の包葉に包まれる。雌雄花が別で雄花には多数の雄蕊があり,雌花は集って花後に大きな集合果をつくる。
全地球的には、3-4属約700種が存在する。
日本では小笠原諸島と南西諸島に自生種がある。