アルピニア・プルプラタ

学名:Alpinia purpurata  

アルピニア・プルプラタ(Alpinia purpurata)[別名:レッドジンジャー] ショウガ科ハナミョウガ属

東南アジア・太平洋諸島原産で、観賞用に鉢植えなどで栽培される常緑多年草。

丈は、200-400cm。
茎のように見えるのは偽茎。葉は長さ30-80cm、幅10-20cmの先が尖った長楕円形で互生し、折り重なった葉柄が茎のように直立する。初夏~秋、茎頂に穂状花序を作り、鮮やかな赤い苞を連ねる。穂状花序は最初は短くて球形に近く、苞の間に白い花を疎らに咲かせる。花はすぐに枯れ目立たない。花後、花序は次第に長く伸び、赤い苞は長く残り、苞の間から葉芽を何本も伸ばす。苞の色は桃色の品種もある。
花期は、6-10月。
果実は稀で蒴果、長さ10-15cm、径2-3cmの円筒形。種子の長さは約2mmで黒色。

※ 同属には、観賞用に栽培されるゲットウ(月桃、Alpinia zerumbet)がある。
 半日陰の多湿条件を好む。耐寒温度は5℃程度。


主写真撮影日:2017-11-26   撮影地:東京都江東区 夢の島熱帯植物館温室
撮影者:MOMO