ヒメノウゼンカズラ

学名:Tecoma capensis  

ヒメノウゼンカズラ(姫凌霄花)[別名:ケープハニーサックル、テコマリア・カペンシス] ノウゼンカズラ科ヒメノウゼンカズラ属

南アフリカ原産で、観賞用に植栽される半蔓性低木。

樹高は1-3m。枝は細く、下部から多く分枝して株立ちになり、先は半蔓性となって伸びる。株元から匍匐枝を出し、地表面で発根、発芽して広がる。葉は長さ10cm程の奇数羽状複葉で、5-9小葉からなり、小葉は広卵形で上半分に不規則な鋸歯があり、頂小葉が最も大きくなる。花は枝の先に柄のある小花が長い円柱形に並び、下から咲き進む。花筒部は長さ4cm程でやや湾曲し、先は5裂しする。花径は約3.5㎝。雌蕊と4本の雄蕊は花冠より突出する。花色は橙赤色だが、黄色の品種もある。
花期は5-11月。
果実は蒴果。長さ3-5cmの線形。

※ 名は、花や葉がノウゼンカズラを小形にした印象から。
 学名はThe Plant ListによりTecoma capensisとした。別名のTecomaria capensisはシノニム。 


主写真撮影日:2017-11-26   撮影地:東京都江東区 夢の島熱帯植物館屋外(植栽)
撮影者:MOMO