学名：Angelonia
アンゲロニア(Angelonia)[別名：エンジェルラベンダー、アンゲロンソウ] オオバコ科アンゲロンソウ属中央・南アメリカ原産の、アンゲロニア・サリカリフォリア(Angelonia salicariifolia、和名：ヤナギバアンゲロンソウ)やアンゲロニア・アングスティフォリア(Angelonia angustifolia、和名：ホソバアンゲロンソウ)とそれらの交雑品種の園芸品種で、観賞用に栽培される常緑多年草。日本では、通常春蒔き1年草扱い。
花茎の高さは30-100cm。茎は株立ち状になる。葉は披針形で、互生また対生して付き、葉縁には鋸歯がある。初夏～秋にかけて花茎の先に総状花序を伸ばし、葉腋から径1cmほどの2唇弁の花を咲かせ続ける。花色は白・紫・桃・紫がかった青などで、白と紫の複色になるものなどもある。
花期は6-10月。
果実は蒴果。
※ YListには、3種が記載されている。
ホソバアンゲロンソウ ：Angelonia angustifolia
メキシコ、西インド諸島原産。常緑多年草、やや耐寒性がある。丈は30-60cm。
別名：エンジェルラベンダー
ヤナギバアンゲロンソウ：Angelonia salicariifolia
ブラジル原産。1年草。丈は70cm。葉の鋸歯は不明瞭。
アンゲロンソウ ：Angelonia gardneri
ブラジル原産。多年草、茎は直立、亜低木。丈は80-100cm。
主写真撮影日：2017-11-26 撮影地：東京都江東区 夢の島公園 (植栽)
撮影者：MOMO