ハナチョウジ

学名:Russelia equisetiformis   

ハナチョウジ(花丁字)[別名:ラッセリア、コーラルプラント] オオバコ科ハナチョウジ属

メキシコ原産で、鉢植えなどで観賞用に栽培される常緑低木。

樹高は0.5-2m。葉は退化して鱗片状になり、トクサのように見える茎はよく分枝して垂れ下がる。茎は先端に向かって細かく分枝し、花はその先端に付き長さ2-3㎝の朱赤の筒状。1本の主枝に100個を超える花が付く。花冠の先は4裂する。花色は朱赤の花は桃色や黄白色の品種もある。
花期は5-10月。
果実は蒴果。

※ 名は、花を横から見たときに丁の字に見えることから。
 乾燥に強いので、斜面の植栽に適し、吊り鉢として楽しむこともできる。関東地方南部以西では地上部は枯れても戸外でも冬越し可能。
 沖縄県では周年開花する。
 繁殖は株分けや差し芽。


主写真撮影日:2017-10-26   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン温室
撮影者:MOMO