メキシコハナヤナギ

学名:Cuphea hyssopifolia  

メキシコハナヤナギ(メキシコ花柳)[別名:クフェア・ヒッソピフォリア、クサミソハギ] ミソハギ科ハナヤナギ属

メキシコ~グアテマラの原産で、観賞用に栽培される常緑小高木。沖縄では緑化植物として普及している。

樹高はは30-60cm。よく枝分かれをして横に広がる。小枝には軟毛がある。葉は対生し、長さ2-3.5cm、幅0.6-1.3cmの線形~披針形で鋭頭で全縁。表面は平滑で裏面は軟毛を粗生し、葉脈は羽状で短柄がある。花は頂生または腋生し、小花柄は葉より少し長い。萼は平滑で緑色地に紫色の筋が入り、長さ0.6㎝で6裂する。花弁は6枚で濃紫~淡紫色で径1cmほどの筒状花。花弁は波打つ。
花期は5-11月。真夏は花が少なくなる。また温度があれば周年開花する。
果実は蒴果。楕円形で最長3.5mm、多数の種子を含む。種子は赤褐色で径1-1.5mm。

※ 名は、メキシコ原産で葉の形が柳に似ていて. 綺麗な花を咲かせるところから。
 種子の発芽率は低いため、挿し木により繁殖が行われる。
 耐寒温度は5℃程度。


主写真撮影日:2017-10-26   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン温室
撮影者:MOMO