ベニツツバナ

学名:Odontonema tubaeforme  

ベニツツバナ(紅筒花) キツネノマゴ科ベニツツバナ属

中央アメリカやメキシコ原産で、暖地の庭園や公園などで植栽され、沖縄県では野生化し帰化植物となっている常緑小低木。

樹高は1-2m。茎は直立し、疎らに分枝する。葉は対生し、長さ10-20cmの光沢のある濃緑色で、全縁の先の尖った長楕円形。枝先に長さ10-25cmの穂状または円錐花序を出し、紅色の筒状の花を多数付ける。個々の花の長さは2-3cm。
花期は6-12月。暖地や温室では周年。
果実は蒴果。棍棒状で長さ3cm、幅4mm。

※ 和名の別名には、ベニサンゴバナ(紅珊瑚花)もあり、英名はファイヤースパイク(fire spike)。
 学名は、The Plant Listに従い、Odontonema tubaeforme としたが、Odontonema strictum とした資料も多い。


主写真撮影日:2017-10-26   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン温室
撮影者:MOMO