コンギク

学名: Aster ovatus var. microcephalus 'Hortensis'  

コンギク(紺菊) キク科シオン属

ノコンギク(野紺菊)の園芸品種で古くから植栽されている多年草。本州から九州にかけて野生化し、山野の草地や庭先などにも生育する。

丈は50-100cm。全体に短毛が生える。茎葉は長さ3-6cmの卵状楕円形で先は尖り鋸歯がある。下部の葉は花期には枯れ、上部の葉は小さく鋸歯はない。頭花は茎の上部に散房花序を出し、花冠の径2.5-3cm、濃青紫色の舌状花と黄色の筒状花からなる花を多数付ける。
花期は8-11月。
果実は痩果。5mmほどの長い冠毛がある。

※ ノコンギクより花色が青く、花付きが良い。
 学名は、The Plant Listで、Aster ovatus var. microcephalusをノコンギクの有効名とし、Aster microcephalus var. ovatusはシノニムとされているが、YListでは後者となっている。(2017/11/17現在)


主写真撮影日:2017-11-03   撮影地:東京都奥多摩町 (植栽)
撮影者:MOMO