ウナズキヒメフヨウ

学名:Malvaviscus arboreus var. mexicanus  

ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)[別名:スリーピング・ハイビスカス] アオイ科ヒメフヨウ属

中央アメリカ、メキシコからコロンビアの原産で、観賞用に植栽される常緑低木。本土では温室に植栽されるが、沖縄県では露地植えもされる。

樹高は1-4m。葉は互生し、長さ3-5cmほどの披針形~卵形で、殆ど無毛、鋸歯があり先端は尖る。花は葉腋に単生し、長さ5cm前後、蕾の時は上向きだが開花が進むと下を向き、開き切らずに俯いて咲く。花色は朱赤色が普通であるが、変異が多く、白や淡桃色の品種もある。
花期は11-4月、温度があれば通年。

※ 和名は、花弁が開かず下向きに咲くことによる。(YListには未掲載)
 基本種のヒメフヨウ(Malvaviscus arboreus)は、本種と同様に花弁は開かないが上向きになり、全株に密毛がある。


主写真撮影日:2017-10-26   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン温室
撮影者:MOMO