アリアケカズラ

学名:Allamanda cathartica  

アリアケカズラ(有明葛)[別名:アラマンダ、オオバナアリアケカズラ] キョウチクトウ科アリアケカズラ属

南アメリカの熱帯地域の原産で、観賞用に栽培される半蔓性の常緑低木。

樹高は1-6m。日本では概ね蔓性になるが、熱帯の強光線の下で育つと藪状になる。葉は長さ6cm、幅3cmほどの倒披針形から長楕円形で皮質、3-4枚を輪生する。花は長さ約9cm、径6cmほどの黄色の漏斗状で先端は5裂する。園芸品種のオオバナアリアケカズラ(‘Hendersonii’)では花径は10cm以上の大輪になる。
花期は露地植えでは6-9月。温室では周年。
果実は刺のある径3cmほどの球状の蒴果で、翼のある扁平な種子を多数有する。

※ 名は、アリアケカズラの由来は「有明海にゆれる灯火のイメージから」という記述もあったが不明確。
 全株が有毒で、特に乳液の毒性が最も強い。


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者:MOMO