ヘリコニア・カリバエア

学名:Heliconia caribaea  

ヘリコニア・カリバエア(Heliconia caribaea) オウムバナ科オウムバナ属

中央アメリカからプエルトリコ・コロンビア・ベネズエラの原産で、植物園の温室などに植栽される多年草。

丈は、2-6m。幹に見える部分は、葉鞘が重なり合った偽茎。葉は長さ1m以上になり、幅20-35cmの長楕円形で、長い葉柄がある。花序は短い花柄で直立し、長さは30-50cm。苞は上向きに互生し、全体が赤く、縁が黄色~緑色になる。花は苞に包まれ、白色と緑色だがほとんど見えない。
花期は、周年。

※ 野生のものから現地の食糧源として収穫される。
 多くの園芸品が作出され、ブラジル・ギアナ原産のヘリコニア・ビハイ(Heliconia bihai)との交雑による園芸種も多数ある。


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者:MOMO