ステルンベルギア・ルテア

学名:Sternbergia lutea  

ステルンベルギア・ルテア(Sternbergia lutea)[別名:キバナタマスダレ] ヒガンバナ科ステルンベルギア属

ヨーロッパ中部から小アジアが原産で、観賞用に栽培される多年草。

花茎の丈は10-25cm。鱗茎(球根)は黒い皮に包まれた洋ナシ形。秋に長さ30cmほど、幅5-12mmの長さの線形の葉を数本出し、ほぼ同時に1個の球根から2-3本、約20cmの長さの花茎を伸ばし、径約5cmの鮮黄色の花を咲かせる。花被片は6個で、平開はしない。葉は春まで残り、夏は休眠する。
花期は9-10月。
果実は蒴果。

※ タマスダレ(サフランモドキ属)に似るが別属。なお、サフランモドキ属にも黄花があり、キバナサフランモドキの和名がある。
 ステルンベルギア属には5-8種があるが、ルテア種が最も多く栽培されるため、一般にステルンベルギアと言うとこれを指す。  


主写真撮影日:2017-10-26   撮影地:神奈川県小田原市 小田原フラワーガーデン
撮影者:MOMO