ユーフォルビア・アンティクオルム

学名:Euphorbia antiquorum  

ユーフォルビア・アンティクオルム(Euphorbia antiquorum) トウダイグサ科トウダイグサ属

インド原産とされ東南アジアと中国南部に帰化している。観賞用に植栽される常緑小低木。

樹高は5-7m。幹は直立する。枝は幹の上部から上向きに多数生じ、無光沢の緑色で厚さは5-7cm、通常3枚ときに4-5枚の翼があり、1-3cm間隔で厚さ3-5mmの3角形の歯がある。刺は2本1組で、長さ2-5mm、黒色で鋭く尖る。葉は翼の歯の頂点から出、葉身は長さ2-5cm、幅1-2cmの披針形で早落性で次々に生え変わる。幼木では遥かに長い葉が付く。花は長さ1-1.5cmの1次花柄から長さ2-3mmの2次花柄を数個出した先に、黄緑色の杯状花序を付ける。
花期は周年。
果実は蒴果で、径8-10mm、始めは緑色で熟すと赤色になる。

※ 左下の写真2点は、園芸種のクリスタタ('Cristata')。


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者:MOMO