学名：Pachypodium geayi
パキポディウム・ゲアイー(Pachypodium geayi)[別名：アアソウカイ] キョウチクトウ科パキポディウム属マダガスカル原産で、観賞用に栽培される常緑小高木。
樹高は8-10mになる。幹が樽形に肥大し、幼木では鋭い棘が全体を覆うが、成長するとなくなる。内部はスポンジ状で、年輪はできず、貯水タンクの働きになる。葉は乾季または冬季に落葉する。質は薄く灰緑色、中央脈は明るい桃色、長さ30cm、幅2cmほどの倒披針形で全縁、幹頂部にのみに付く。花は春、漏斗形で先が5裂し、径3-5cm、始め淡緑色だがすぐに花弁は反り返り白くなる。雄蕊の 葯はv字形で、中央で合着する。
花期は6-7月。
果実は袋果。
※ 和名は、原産地のマダガスカルが、アジア(亜細亜)とアフリカ(阿弗利加)の境界であることに由来。
主写真撮影日：2017-10-18 撮影地：神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者：MOMO