パキポディウム・ラメリー

学名:Pachypodium lamerei  

パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei)[別名:マダガスカルパーム] キョウチクトウ科パキポディウム属

マダガスカル原産で、観賞用に栽培される常緑小高木。

樹高は2.5-6m。幹は銀灰色で3本ずつ出る長さ6cmほどの鋭い棘に覆われる。内部はスポンジ状で、年輪はできず、貯水タンクの働きになる。葉は披針形で幹頂部にのみに螺旋形に付く。花は春から夏、高さ1.8m以上に成長したものに咲き、漏斗形で、長さ3-6cm、径5-8cmで白色で中心部は黄色。屋内栽培では殆ど開花しない。
花期は5-8月。
果実は袋果。長さ15-20cmのバナナ形で。熟すと縦に裂開し、長い褐色の綿毛を持った種子が現れる。

※ 有毒植物。
 耐寒性はないため、気温が10℃を下回る時には、温かい場所に移す必要がある。


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者:MOMO